こんばんは!カペタです(^^)/
今回は、FX初歩の初歩(外国為替について)
★ 外国為替について
『FX』は『外国為替証拠金取引』の略称だということはどこにでも書いてあるか
と思いますが、じゃあ、そもそも『外国為替(外為)』ってなんなの?
という部分からお話していきましょう。^^
あなたは日本に住んでいるので、使うお金は『円』ですよね。
もちろん私もそうです。
コンビニに行って買い物をするときに、
「じゃあこの100ドル紙幣で」なんて支払いをしようとしても、
普通は受け取ってもらえません。^^;
なぜ受け付けてもらえないかというと、
外国のお金は『価値』がその時々で変わってしまうからなのです。
この、お金の価値がその時々で変わることをを「レート」と呼びます。
★ レートとは?
一番なじみの深い外国のお金は「アメリカのドル」だと思うので、
アメリカドルを使って例え話をすすめていきましょう。
よくニュースなんかで、「1ドル=110.51円」なんて言い方をしてますよね。
こういうのを「レート」といいます。
つまり、このときは、「1ドルあれば110.51円までモノを買えます」
っていう意味ですね。
ところがこのレート、刻一刻とその金額が変わっているのです。
なので、日本でドルを使って買い物ができるお店では、
「本日のレート、1ドル○○円」なんて決めうちをして貼ってあったりします。
ところが本来は、このレート、『秒単位』で変わってしまっているのです。
さて。
あなたは100円持っているとしましょう。
で、ただいまレートは「1ドル=100円」です。
あなたは、100円で「1ドルを買う」ことにしました。
ところが、このレート、時間と共にどんどん変わっています。
1時間経ったら、ドルのレートが「1ドル=110円」になっていました。
あなたは、1ドルを「110円で売り」ました。
あれ?
何もしてないのに、手元に10円増えてます。
そう、これが外国為替というやつです。
だから証拠金取引といいます
でも、10円ぽっち増えても面白くありませんよね。
じゃあ、もしこのときに持っていたお金が1000万円だったらどうでしょう?
そう、同じことをすれば「1時間で100万円」増えることになります。
あ、先に言っておきますが、通常はそんな恐ろしい売買はしません。
もしドルのレートが「1ドル=90円」になったとしたら、
「1時間で100万円が減るのです」。
こわいですね~。^^;
さて、ここで気付いた方はいらっしゃいますでしょうか。
これでは、大きく稼ごうと思ったら、
「それなりに大きな手持ちのお金がないといけない」のです。
「けっ!なーんだ、結局金のあるヤツが余計に金を稼げるってことかい!」
と思われるのも当然ですが・・・・・・。
実はこの『FX』、10,000円だけあれば、100万円分のドルを買うこともできるのです。
つまり、100万円分のドルを買うのに、10,000円を
「証拠金」として預けておく、みたいな感じです。
そう、だから『証拠金取引』というのですね。
ではこのとき、ドルレートが「1円」上がったらどうなるでしょう。
100円で1ドルのときに
あなたは10,000円を証拠金として10,000ドル買ったとしましょう。
(実際に持っている金額の100倍です ※注1)
1時間後。
1ドル=101円になりました。
つまり、10,000ドル=1,010,000円です。
ここであなたは、10,000ドルを1,010,000円で売りました。
すると、あら不思議。
差額の1万円はまるまるあなたの手元に入ってくるのです。
ドルのレートが1円あがっただけで、1万円が1時間で2万円に増えました。
ではもしこのとき、ドルレートが1円「下がったら」どうなったでしょうか?
そう、10,000円減ることになりますね?
あなたは『証拠金』として10,000円預けていましたが、
この10,000円が無くなって取引終了です。
簡単に、1万円がなくなります。(笑)
こんな怖いことをやっていたら身が持たないですね。
さて、先ほど「※注1」のところで「実際の金額の100倍」みたいなことを書きましたが、
この倍率のことを「レバレッジ」と呼んでいます。
そして、現在では最高倍率は「25倍まで」に規制されていますのでご注意を。
ちょっと前までは400倍までいけたのですが。(笑)
レバレッジについては、次の項で触れることにしましょう。^^
なんとなく、FXとはどんなものかが想像付いてきましたか?
次回もFXについて詳しくお話ししますね^^V